「嫌われたくなくて」60代男性がロマンス詐欺で3800万円被害 台湾人女性を名乗る人物からネットショッピング持ち掛けられ
愛知県安城市の60代の男性が、SNSで知り合った台湾人女性を名乗る人物から恋愛感情を利用して3800万円をだまし取られる被害がありました。 【写真を見る】「嫌われたくなくて」60代男性がロマンス詐欺で3800万円被害 台湾人女性を名乗る人物からネットショッピング持ち掛けられ 警察によりますとことし4月、安城市に住む60代の無職の男性が、SNSで知り合った台湾人女性を名乗る人物から「友人がネットショッピングの会社で働いている。儲かるのでやってみたら」などと持ち掛けられました。 男性は言われるがまま、商品の仕入れ代金の名目で複数回に分けて約3800万円を振り込んでしまったということです。 インターネットの画面上では売り上げが出ていたため男性が引き出そうとしたところ、できなかったため不審に思い警察に相談したことで詐欺と発覚。 男性は警察に「お金には困っていなかったが、恋愛感情があり嫌われたくなくて振り込んだ」などと説明しているということです。 SNSを使ったロマンス詐欺は、愛知県内でことし1月から9月までに46件起き、被害総額は3億6000万円余りに上っていて、愛知県警はSNSだけでやり取りしている相手を信用しないよう呼びかけています。
CBCテレビ