渡辺雄太、左ふくらはぎを肉離れ「五輪までに治るかギリギリ」 バスケ男子代表合宿
パリ五輪に向けたバスケットボール男子日本代表候補の強化合宿が29日、東京都内で報道陣に公開され、2023~24年シーズンは米プロNBAのグリズリーズなどでプレーした渡辺雄太が、6月上旬に左ふくらはぎを肉離れしたと明らかにした。 【写真】新ユニホームお披露目、ランウェイを歩く渡辺雄太 昨年のワールドカップ(W杯)でも主力だった渡辺雄は「本番まで時間がない。治るかどうかギリギリ。昨年も同じように(W杯)本番前にけがをしたので、経験値があるのをプラスにとらえたい」と話した。順調に回復していたが、1週間ほど前に悪化したという。この日は軽めにシュートを打つ場面もあったが、7月5、7日に東京・有明アリーナで行う韓国との強化試合は欠場する。 W杯を欠場したNBAレーカーズの八村塁も合宿に合流。報道陣に公開された終盤のシュート練習には参加しなかったが、「久しぶりに帰ってこられてうれしい。若い選手が増え、年が上の方になってきた。そういう子たちに影響を与えられれば」と話した。2021年東京五輪は3戦全敗での1次リーグ敗退を経験しており、「どれだけ僕らが成長しているかを見せられたら」と闘志を燃やした。