【ボート】三国G2 丸野一樹が今年初優勝をG2初制覇で飾る
「三国モーターボート大賞・G2」(7日、三国) 1号艇の丸野一樹(33)=滋賀・109期・A1=がインから押し切って勝利。通算では25回目、今年初優勝をG2初制覇で飾り、優勝賞金490万円を獲得した。2着は5カドを選択した土屋智則、3着には地元の今垣光太郎が続いた。 丸野がデビュー初Vを飾った三国で、さらにG2初制覇の金字塔を打ち立てた。進入は4号艇の土屋がカドに引く1235・46の隊形。土屋がまくり差しでイン丸野に迫ったが、1周2Mを「強い心で先取りしようと思った」と気迫の全速ターンで攻勢を一蹴。最後までリードを守り切り、昨年9月の徳山一般戦以来の優勝を、堂々のG2初優勝で飾った。 「三国の前回や、3月の尼崎G1でインから逃げられなかったので、プレッシャーのある中で逃げられたのはレベルが一段階上がると思う」と会心のイン逃げで雪辱を果たした。「前節の蒲郡でFを切った中で勝ち切れたのは、すごく自信になる。SG・クラシック(25年3月25~30日・若松)の権利も取れて、ちょっとホッとしてます」と表彰台で笑顔があふれた。 次走は12日から、地元でG1・びわこ大賞。地元水面でも、アクセル全開でVロードへ突き進む。