バイデン氏、FRB利下げに言及 米報道、独立性侵害批判も
【ワシントン共同】バイデン米大統領は8日、東部ペンシルベニア州での演説で、連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策について「保証はできない。しかし、金利が下がるに違いない」と述べた。米メディアが報じた。 FRBは年内に利下げするとの見通しを示しているが、中央銀行には独立性が求められており、大統領の発言はFRBに利下げを迫ったものとして批判を受ける可能性もありそうだ。 バイデン氏は利下げ時期には言及しなかったものの、FRBを「金利を決める小さな機関」と呼び「利下げするに違いない」とした。