写真：家電 Watch

ダイソンは、二酸化窒素を従来よりも多く除去できる空気清浄機の最上位「De-NOxシリーズ」3機種を、10月7日よりダイソン公式オンラインストアおよびダイソン直営店、その他一部家電量販店にて順次販売する。価格はオープンプライス。 ラインナップと直販価格は、1台で空気清浄機、扇風機、ヒーターとして使用できる「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx 空気清浄ファンヒーター」が88,999円。空気清浄機、加湿器、扇風機の1台3役で使える「Dyson Purifier Humidify+Cool PH2 De-NOx 加湿空気清浄機」が99,000円。空気清浄機、扇風機として使用できる「Dyson Purifier Cool PC2 De-NOx 空気清浄ファン」が78,999円。 De-NOxシリーズは、炭酸カリウム(K2CO3)を豊富に含んだK-カーボンフィルターを搭載することで従来の同社空気清浄機シリーズに比べて、二酸化窒素(NO2)除去性能を1.5倍向上させたシリーズ。NO2の除去に加え、ホルムアルデヒドも検知、分解、除去するとしている。二酸化窒素は、主に自動車の排気ガスや、工業地域などでの発生が懸念されるほか、家庭内では石油ストーブや、ガス調理などでも発生するという。 現行品同様、ダイソンの特許技術「Air Multiplier(エアマルチプライアー)テクノロジー」を搭載。気流を増幅させる独自設計の送風口と、遠くにある空気の汚れを引き寄せる循環力で部屋全体の空気を浄化するとしている。 全機種とも同社の「MyDysonアプリ」に対応。遠隔で空気清浄機能や加湿機能の操作ができるほか、室内と屋外の空気質情報をリアルタイムで確認できるという。スマートホーム機器の新たな共通規格Matterにも対応する。 「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx 空気清浄ファンヒーター」の本体サイズは、248×248×764mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.55kg。消費電力は最小6W、最大40Wで、温風モードは1,400W。空気清浄能力は9畳で30分、25畳で60分。 「Dyson Purifier Humidify+Cool PH2 De-NOx 加湿空気清浄機」の本体サイズは、312×312×923mm(同)、重量は8.12kg。消費電力は最小2W、最大50W。空気清浄能力は12畳で30分、36畳で60分。 「Dyson Purifier Cool PC2 De-NOx 空気清浄ファン」の本体サイズは、220×220×1,050mm(同)、重量は4.91kg。消費電力は最小6W、最大40W。空気清浄能力は12畳で30分、35畳で60分。