社交辞令で褒めるとき、例えばゴルフがヘタな上司に「すごいですね!」はNG。気分をよくさせる、ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし
褒め方を工夫しないといけない場合とは?
逆にテクニックが必要なのは、褒め方を工夫しなければいけない場合です。例えば取引先の権力者など相手からの覚えをよくしたいときですが、こういう場合は具体的な褒めポイントを加えるだけでなく、相手を観察しておくことが必要です。
印象に残る褒め方とは…
例えば、見た目に気を使っている人を褒めるとしたら、「イケメン」とか「スタイルがいい」「おしゃれ」とかは言われ慣れているので、その褒め方をしたところで印象に残りません。 なので、あえて違うポイントを挙げて褒めるのがいい。例えば、「ひげの剃り方が特徴的ですね」とかディテールを褒めると、細かい部分に気づいてくれたことに感心して、結果として覚えがよくなったりすることがあります。 大学の先生とかでも、「頭がいい」とは言われ慣れているので「服装のセンスがいいですね」とか得意分野からズラしたもので褒めると同じ褒め方をする人が少なくなるので印象に残りやすくなるのですよ。
ゴルフがヘタな上司を、気分よくさせる方法は…
× すごいですね! ◎ 上達早いですね! 構成/杉原光徳(ミドルマン) ―[賢い人が自然とやっているズルい言いまわし]― 【ひろゆき】 西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
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