森香澄がベッドシーンに挑戦。刺激劇な表現のウラで何を感じた?
今の仕事をやった上で自分のやりたいことを
――なるほど。 森:今やっている仕事ができない、やりたくない、自分に向いていない、楽しくないと感じているなら、それでヤキモキするのではなくて、今の仕事をしっかりやった上で、自分のやりたいことをやることが大事かなと思います。私はプライベートを少し削ってSNSをやっていました。 ――まずは与えられた仕事をきちんとやったうえで。 森:そこが一番大事かなと思います。「やりたくないから、向いていないから、それを変える」というのはなかなかすぐにはできないし、難しいことだと思います。 会社員として安定をもらっている代わりに、ある程度ワクワクしないこともやらないといけないかなと思うので、それをやった上で、資格の勉強をするのか、自分で企画を出してみるのか、何か動いてみると自分らしく仕事ができるのかなと思います。
具体的な目標はあまり持たないようにしている
――森さんはSNSが今につながったとのことですが、将来的なビジョンはいつも持っているのでしょうか。 森:あまり遠くまでは持たないようにしています。結局、状況も変わりますし、下手にビジョンを掲げると、逆に縛られてしまう。先まで想像してしまうと、自分の想像できるところまでしかいけない。 それってつまらないから。数か月後くらいの小さな目標は立てますが、あまり具体的に先のことは決めないようにしています。 ――いろんなことに挑戦していることで、「自分ってこういう面もあるんだ」と新しい発見はありますか? 森:そもそもフリーになったとき、こんなにバラエティ番組にゲストで呼んでもらえるなんて思っていませんでした。自分は普通の人間だと思っていたので、「あざといキャラが立ってるね」なんて言われるとは全く思っていなかった。 それが気づいたら「令和のあざと女王」と言われて「え?」と。自分としては全く予想していなかったことでした。 ――SNSで踊ったり可愛い面を見せたい欲求があったとしても、それを「あざと女王」と言われるのは意外だったと。 森:「どうせ見られるなら可愛いほうがいいじゃん!」というくらいの考えでした。テレビに映るなら可愛い方がいいし、どうせ踊るなら可愛く踊ったほうがいい。つまらなさそうにやっているよりは、そのほうが見ている方も気持ちがいいですよね。