「マグネットをはる場所がない」問題も解決。ガラス窓に小物をかけられる便利グッズ
つっぱり棒やマグネットを使いたくても、取りつける場所や壁にできる傷など、悩ましい点もあります。そこで、「つっぱり棒博士」と呼ばれる平安伸銅工業3代目社長の竹内香予子さんと、整理収納コンサルタントの本多さおりさんが、皆さんの困りごとにアドバイスします。 【写真】ガラスや薄い板などをはさんで使えるフック
Q:バッグをかけるとマグネットが落ちてしまいます
A.商品には耐荷重の表記があるので、確認を マグネットつきフックには耐荷重の表記があるので確認し、従いましょう。 「一般的にマグネットは、重いものをかけるのには向きません。用途に合った使い方を」(本多さん)
Q:マグネットをつけられる場所がないです
A.ガラスにはさめるマグネットや、つっぱり棒につける方法も 窓ガラスなどにはさめるマグネットやスチール製のプレートを使ってもよいです。 こちらが、強力マグネットで、ガラスや薄い板などをはさんで使えるフック。 「窓に掃除用具やグリーンなどをかけて使っています」(本多さん) ・マグサンドIフック ¥1452(マグエバー) ※ 重いもの、とがったものをつるす場合は、フックやバーなどの耐荷重を確認してください。また、お子さんがケガをしないよう、設置する場所にご注意ください ※ 取りつけの際には耐荷重に注意し、また地震の際などに落下してケガをしない場所を選びましょう
Q:つっぱり棒が壁を傷めてしまわないか心配です
A.素材の確認と、正しいつけ方でしっかり固定することが大切 塩化ビニールの壁紙の場合、つっぱり棒のキャップ部分が同素材だと、化学反応でくっついてしまうことが。 「その場合はキャップの素材が合成ゴムか、EVAという樹脂素材のものを使って」(竹内さん、以下同) また、使用中のつっぱり棒がズレると、壁が傷む原因に。 「正しいつけ方で固定し、ゆるみがないかときどき確認を」
つっぱり棒の正しいつけ方
ここからは、つっぱり棒の正しいつけ方をご紹介します。しっかりと固定することで、壁や天井からズレる心配もありません。
●バネ式の場合
(1) つっぱり棒の細い方のパイプを回し、取りつけ幅より1cmほど長く伸ばす。 (2) 伸ばした方の細いパイプの先を壁面に当て、押し縮めながら反対側を上げて水平に取りつける。外すときも同様に押し縮めてから。