暗号資産業界はアメリカとその他に二分される:BitMEXのCEOが指摘
アジアとインド
ほぼすべての人々が従来の銀行システムを利用できるアメリカや欧州連合(EU)とは異なり、アジアには、ファミリーオフィス、認定投資家、富裕な企業などの銀行口座を持つ人々と、大陸の人口の大半を占めるであろう銀行口座を持たない人々がいる。 海外で働く家族が本国にいる親族を支援するために国際送金を行うなど、現実的に代替サービスが必要なのはこのグループに属する人々だ。 「これが市場が二分化される理由だ。まったく異なるニーズに応えることになる」とルッツ氏は述べた。 ルッツ氏によると、アメリカ以外の国では、企業が適度にオープンで暗号資産が「実際には金融政策の独立性を維持する能力を高める」ことを政策立案者が理解すれば、今後10年間でインドが暗号資産業界を牽引するようになるという。 |翻訳:CoinDesk JAPAN|編集:井上俊彦|画像:ビットメックスのステファン・ルッツCEO(BitMEX)|原文:U.S. Crypto Industry Will Follow a Different Path From Rest of World: BitMEX Group CEO
CoinDesk Japan 編集部