フェンシング五輪金の松山恭助が母校で教室開催 熱血指導で「今後も裾野を広げる活動をしたい」
パリ五輪フェンシング男子フルーレ団体で史上初の金メダルを獲得した松山恭助選手が16日、母校・東亜学園高校を訪れフェンシング部の生徒にセッションを実施しました。 【画像】パリ五輪で金メダルを獲得した男子フルーレ団体の選手たち セッションは基本的なフェンシング動作の反復練習や、試合を想定した実戦練習などで構成。全て松山選手が考案したもので、およそ1時間半熱心に母校の生徒を教えました。 松山選手はセッションの中でプレッシャーに打ち勝つ方法を生徒に伝授。パリ五輪では、団体戦の朝はとても緊張していたとのことですが、「会場に向かうバスの中で『大丈夫、いける』という言葉を見て、やるしかないというスイッチが入った。ポジティブな一言はすごく大事だった」と振り返りました。 また、勝敗にとらわれず、結果は取り組んだからこそ得られた成果であること。最大限自分の力を発揮する重要さを念頭に練習を行ってほしいと説きました。 「五輪が終わってから次世代の子供たちに教える機会を増やしたいと思っていたので、叶ってうれしい。今後もフェンシングの裾野を広げる活動をしたい」と話しました。