【独自解説】「森山裕幹事長が積極的に推したと聞いている」自民党・石破茂新総裁が一転「早期解散」表明の裏で、一体何が?高市氏・“安倍派”との軋轢を生む新人事に波紋広がる
Q.村上誠一郎氏が総務大臣になりましたが、これは“旧安倍派”と軋轢を生むのではないですか? (田﨑氏) 「僕も安倍派の方と話しましたが、かなり怒っていました。なぜかというと、村上誠一郎さんは2022年の安倍さんの国葬の際に反対し、それだけではなく安倍さんのことを『国賊だ』とおっしゃって、自民党の党紀委員会で1年間の役職停止処分を受けました。『安倍さんを国賊と呼び、役職停止処分を受けた人を閣僚にするのか?』という反発です」
■「石破さんは論争する時間を作ると言っていたのに…」衆院選公示まで迫るタイムリミット
Q.石破さんは、どんな時も地方議員の選挙に来て、鬼気迫る応援をされます。しかし、総理大臣になると『どこでも全て回る』という訳にはいかなくなりますので、時間切れで解散総選挙に入っていくことを国民に説明する機会が十分に取れるのか…と思いますが、いかがですか? (田崎氏) 「代表質問が2024年10月7・8・9日とあって、9日には予算委員会か党首討論が行われますが、3日間だけなので、それでは不足だろうと思います。10・11日は、石破新総裁はASEAN関連首脳会議に行ってしまうので、説明の機会はなく、15日の衆院選公示を迎えることになると思います」 Q.国民としては、石破新総裁と立憲・野田新代表を中心に政策論争をやってもらいたいですが、野田さんは野党協力する時間もなく、選挙戦になると「石破さんはウソをついた」「裏金問題はどうなった」「“統一教会”の問題はどうなった」という話に終始する可能性がありますが、いかがですか? (田﨑氏) 「おっしゃる通りです。だから、もっと論争する時間を作ってほしいし、石破さんは作ると言っていたのに、作らないまま総選挙に突入するでしょう」 (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年9月30日放送)
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