感じるのは懐かしさ? むしろ新しい!? 蛇腹状ブレスレットの装着感がいい「タイメックス」復刻モデルの魅力とは
●時代を象徴する“TV ダイヤル”が40年の歳月を超えて復刻
個性的な自己表現や楽観的な未来感が人々を高揚させた1980年代。日本ではバブル経済がピークを迎え、カルチャーやファッションが大きく進化した時代ですが、一方でアメリカでは、あらゆる人に使いやすさを提供することを目指すユニバーサルデザインの理念が広まりつつある時代でもありました。 【画像】ブラウン管テレビみたいなタイメックスを画像で見る(11枚) そんな時代の空気感を背景に当時のタイメックスが提案したのが、モダンでスタイリッシュなルックスの中に日常使いしやすい利便性を備えた時計E-Line。 ブラウン管テレビを思わせる外観から“TV ダイヤル”の愛称で親しまれたこの名品が、40年の歳月を超えて「リイシュー 1983 オートマティック」(4万2900円、消費税込)として復活を果たし話題を呼んでいます。
●リイシューシリーズ初の自動巻きモデルの復刻。着脱容易な伸縮ベルトも個性的!
この「リイシュー 1983 オートマティック」は、1983年発売のオリジナルモデルを忠実に再現した3針自動巻きモデル。ムーブメントに自動巻きを採用していたモデルの復刻は、リイシューシリーズとしては今回のモデルが初めてとなります。 柔らかいカーブを描くステンレススチールケースは普段使いにおける利便性に配慮したもの。80年代の空気を帯びたスクエア型のダイヤルが強烈な個性を放ちますが、実際に手に巻いてみると意外なほどすんなりと手元になじみます。 34mmと小ぶりなケースサイズで性別や体型、コーディネートを選ばず、幅広いシーンで身につけられるのも魅力のひとつ。 レトロな雰囲気を醸しだす蛇腹式ブレスレットはブレスそのものが伸縮するエクスパンション仕様だから着脱もかんたん。 さらに工具不要でコマ詰めができる新機構パーフェクトフィットを採用、必要に応じてコマを外して微調整できるから、手首の細い人でも手元で時計が浮くことなく、快適なフィット感が得られます。 心臓部には日本製自動巻きムーブメントMIYOTA 8215を採用することで、耐久性と信頼性を強化。 また風防にはボックス型を採用し、適度な膨らみがヴィンテージ感を演出。ケース中央部のヘアライン仕上げとポリッシュ加工されたサイドの対比が、洗練された印象をさらに高めています。 ダイヤルを構成する要素も一見シンプルに見えますが、一面に施されたバーティカルなヘアライン仕上げや控えめに開けられた台形型の日付表示窓、両端を丸めた立体的なインデックスなど、眺めるほどにその豊かな魅力に気づかされます。時を超えたデザインと優れた利便性で、日常に新たな輝きをもたらしてくれるタイムピースです。 ●製品仕様 「タイメックス リイシュー 1983 オートマティック」 ・品番:TW2W70800 ・価格(消費税込):4万2900円 ・ケースサイズ:幅34mm・厚さ12mm ・ケース:ステンレススチール ・ブレスレット:ステンレススチール、エクスパンションバンド ・風防:ボックス型アクリルガラス ・ムーブメント:機械式 自動巻き(手巻つき) MIYOTA 8215 ・駆動時間:パワーリザーブ42時間 ・防水性能:50m防水 ・発売時期:2024年12月
VAGUE編集部