前線伴う低気圧がダブルで通過…仕事始めの6日 関東で “雨” 強まる可能性【週間天気】週中頃は強い冬型 “嵐の使者” 日本海側中心に大雪や荒天に注意【雪と雨のシミュレーション 3時間ごと9日まで】
仕事始めの6日(月)はあいにくの天気となる所が多く、関東では雨脚が強まる所がありそうです。週の中頃には強い冬型の気圧配置となり、日本海側は大雪や荒天に注意が必要です。 【写真を見る】前線伴う低気圧がダブルで通過…仕事始めの6日 関東で “雨” 強まる可能性【週間天気】週中頃は強い冬型 “嵐の使者” 日本海側中心に大雪や荒天に注意【雪と雨のシミュレーション 3時間ごと9日まで】 仕事始めが多いあす6日月曜は、日本付近を2つの低気圧が通過します。日本海と日本の南をそれぞれ前線を伴いながら東に進む予想です。 低気圧に向かって南から比較的暖かい空気が流れ込むため、東北の平野部などでは雨として降る見込みです。積雪の多い地域では落雪やなだれに注意が必要です。 ■週の中頃に強い寒気 “嵐の使者” が南下へ 太平洋側も雨の降るタイミングがあります。夜遅くは関東で天気が崩れ、沿岸で雨脚の強まる所がありそうです。 7日(火)以降は冬型の気圧配置となり、週の中頃には強い寒気が日本付近の上空に南下してくる予想です。 日本海側を中心に雪や風が強まって、大雪や荒れた天気となる可能性があります。また、日本海では雪雲が発達し、北陸を中心に積雪が急に増えることも考えられます。最新の気象情報をご確認ください。寒気が強いため、山陰の平地でも雪として降りそうです。 ■太平洋側は “晴れて乾燥” する日が多い… 太平洋側は7日(火)以降、晴れて乾燥する日が多くなる見込みです。 ただ、週中頃に日本上空に流れ込む寒気が強く、雪雲の一部が東海や西日本の太平洋側の地域にも流れ込むことがありそうです。雪の積もる所もあるとみられ、太平洋側でも油断はできません。 また、強い寒気に伴って各地で真冬の寒さとなります。最高気温は西日本でも10℃に届かない日が多く、しっかりとした寒さ対策が必要です。 ■“嵐の使者” 今季最強の “冬将軍”を 呼ぶ… 次の図は、年末の上空1500メートル付近の気温です。東シベリア付近は、平年より低い青色のエリアになっています。クリスマスを過ぎたころから、北極の寒気が東シベリアに流れ出したこともあり、ピーク時は、マイナス36℃くらいの寒気の流れ込みになりました。