雪はいつ、どこで? 10日にかけて北~西日本の日本海側を中心に大雪か 西日本の平地でも積雪注意 近畿・東海・関東でも雪?【3時間ごとの雨雪シミュレーション・7日正午更新】
日本付近は10日にかけて冬型の気圧配置が強まり、上空には強い寒気が流れ込みそうです。北日本から西日本では日本海側を中心に大雪となる所がある見込みで、西日本の平地でも積雪の可能性があります。 気象庁では大雪などに注意するように呼び掛けています。 【画像を見る】7日(火)~12日(日)午前3時の雨と雪のシミュレーション(3時間ごと) 気象庁によりますと、日本付近の冬型の気圧配置は9日にかけて強まり、強い寒気が西日本まで南下する見込みです。 北日本から西日本の日本海側を中心に、9日にかけて、大雪や着雪、なだれのほか、大気の状態も非常に不安定となる所があるとして、落雷や突風などにも注意が必要です。 また、日本海にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が発生し、雪や雨を降らせる雲が次々と流れ込む恐れもあります。若狭湾周辺では7日夜、東北~北陸の日本海側では8日午後、雪や雨が強まる所がありそうですので、注意するようにしてください。 さらに、低気圧や冬型の気圧配置の影響で、全国的に風が強まり、局地的に非常に強い風が吹く見込みです。 また波が高くなる所もあるとして、9日にかけて注意・警戒が必要です。 強い冬型の気圧配置は10日にかけて続き、気象庁では、寒気の程度などによって、北日本~西日本の日本海側を中心に警報級の大雪や大しけとなる恐れがあるとしています。11日は冬型が西から次第に緩むものとみられます。 12日には日本海と本州の南岸付近に低気圧が発生する見込みで、12日から13日にかけては東海や関東など太平洋側でも天気が崩れそうです。 今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、10日かけて日本海側を中心に雪となり、降り方が強まる時間帯がありそうです。近畿や東海の平地でも雪となる可能性もあります。 11日は雪や雨のエリアが少なくなるものの、12日は南岸低気圧の影響などもあり、近畿や東海、関東甲信などで雨や雪となりそうで、平地でも雪の時間帯があるかもしれません。今後の気象情報に注意するようにしてください。
新潟放送