最悪の無駄遣い…。マンC“不良債権”ワーストイレブン【DF】無罪だった…。プロとしての時間を奪われた男
マンチェスター・シティはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でシティが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
DF:バンジャマン・メンディ(元フランス代表) 生年月日:1994年7月17日 在籍期間:2017年夏~23年夏 移籍金:5750万ユーロ(約92億円) クラブ通算成績:75試合2得点14アシスト 2017年夏に5750万ユーロ(約92億円)で獲得したバンジャマン・メンディは、サッカー選手としての能力に疑いの余地はなかった。しかし、結果として不良債権化してしまった。 2017年9月にひざ前十字じん帯の断裂で長期離脱となったメンディは、2017/18シーズンのほぼ全てを棒に振った。その後もたびたび負傷で離脱となっている。 そして、2021年夏に複数の強姦や性的暴行の疑いで起訴されて無期限の出場停止になったことで、メンディのキャリアは完全に狂ってしまう。昨年の7月にはすべての容疑において、無罪の判決が下ったものの、失われた時間は当然ながら戻っていない。 メンディは2017年から6シーズンをシティの一員として過ごしたことになるが、リーグ戦の出場はわずか50試合。シティでプレーする実力はあったが、ケガと素行で全てが台無しになった。
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