韓国代表が2位イラク代表を撃破で首位堅持 町田FWオ・セフンは代表初ゴールで最終予選3連勝に貢献
FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループB第4節が15日に行われ、韓国代表とイラク代表が『龍仁弥勒スタジアム』で対戦した。 【ハイライト】日本代表は最終予選4連勝ならず…オーストラリア代表とドロー決着 ここまで両チームともに最終予選で2勝1分の勝ち点「7」。グループB1位韓国と2位イラクの首位攻防戦となった。ホームの韓国は、エースで主将のソン・フンミンが負傷により10月の代表活動を欠場。さらに10日に行われた第3節ヨルダン代表戦でファン・ヒチャン、オム・チソンが負傷交代を余儀なくされるなど、ケガ人に悩まされながらこの試合を迎えた。 立ち上がりから韓国がボールを支配する展開になったが、なかなか決定機を作るまでには至らない。それでも41分に均衡が破れた。右サイドバックのソル・ヨンウが背後へ抜け出して深い位置からクロスを入れると、相手に当たったボールをファーサイドでペ・ジュンホが拾い、ゴール前へラストパス。これをFC町田ゼルビア所属のFWオ・セフンが冷静にゴールへ流し込み、ゴールネット揺らした。前半は韓国が1点をリードして折り返した。 後半も拮抗した展開となったが、50分にイラクがワンチャンスをものにする。ロングボールで起点を作ると、ペナルティエリア内からアムジャド・アトワンがクロスを入れ、最後はアイマン・フサインがオーバーヘッド。これがGKの手を弾いてゴールに吸い込まれた。イラクが1-1の同点に追いつく。 失点を喫した韓国だが、74分に勝ち越し弾が生まれる。ムン・ソンミンが左サイドを突破してクロスを入れると、一度は相手に阻まれるが、こぼれ球を拾ったイ・ジェソンが再びゴール前へパスを送り、最後はオ・ヒョンギュがゴールへ押し込んだ。 さらに勢いづく韓国は、83分に左サイドの深い位置からイ・ミョンジェがクロスを供給。これをイ・ジェソンがダイビングヘッドで合わせ、ゴールに突き刺した。 このまま終了かと思われた後半アディショナルタイム、イラクがコーナーキックからイブラヒム・バイェッシュがゴールを決めて、1点差に迫る。しかし、イラクの反撃はここまで。試合はこのまま3-2で韓国が勝利し、グループBの首位をキープした。 次節は11月14日に行われ、韓国はアウェイでクウェートと、イラクはホームでヨルダンと対戦する。 【スコア】 韓国代表 3-2 イラク代表 【得点者】 1-0 41分 オ・セフン(韓国代表) 1-1 50分 アイマン・フサイン(イラク代表) 2-1 74分 オ・ヒョンギュ(韓国代表) 3-1 83分 イ・ジェソン(韓国代表) 3-2 90+5分 イブラヒム・バイェッシュ(イラク代表)
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