ヴィンテージのロレックスを初めて買うなら、「GMTマスター Ref.1675」マットダイヤルを
アメリカ製のジュビリーブレスレットを装備した逸品
1950年代初頭、ロレックスがパンアメリカン航空から依頼を受けて開発が始まり、1955年に発表となった「GMTマスター」。 【アイテム詳細写真】ロレックス「GMTマスター Ref.1675」 それ以前にもデュアルタイムやワールドタイムなどの機構を搭載した腕時計はあったが、ロレックスは時差に注目し、24時間表示の回転ベゼル、24時間針を取りつけることで、シンプルな操作を考案し、差別化を図った。 また、当時海外旅行は一部の富裕層だけが楽しめるレジャーであったため、トラベルウォッチである「GMTマスター」は憧れの対象ともなっていった。そのためか、高価なゴールドモデルもいち早く登場している。 今回紹介する1977年製の「GMTマスター Ref.1675」マーク5ダイヤルは、この時代の“マットダイヤル”の模範とも言うべき個体。適度に退色した赤と青のベゼルインサートに、オレンジがかったトリチウムの夜光が絶妙にマッチしている。 スタイリングの決め手となるブレスレットは、人気が高いアメリカ製のジュビリーブレスレットを装備。オリジナリティやコンディションの面からもヴィンテージウォッチの入門機としてもふさわしい1本だ。 ロレックス「GMTマスター Ref.1675」(1977年製造) 自動巻き(Cal.1570)、SSケース、径40mm。参考商品