「“与党にお灸をすえよう”のような空気がある」 公明党広報局長・平木議員に聞く総選挙
続く自然災害 復旧・復興はどう進める?
日本テレビ・森アナウンサー: 「国の防災に関して言えば、公明党のスタンス、あるいは公約は」 公明党・平木議員: 「防災は、一番、政党の実力が出るところだと思います。政治家としてできることは、単純に予算を付けるとか、法律を作るかだけではない」 「いざという時に最前線に立つのは基礎自治体」 「市議会議員とか町議会議員など、現場で一番、地域のことがよく分かっている人と連携が上手くできると、ひとつひとつの政策ができる。そういう感覚を持っているので、『避難所の環境の改善』を(公約に)書かせていただいています」 日本テレビ・矢岡解説委員: 「防災庁の設置についても訴えていますね」 公明党・平木議員: 「災害が起きた時に正面に立つのは基礎自治体だと申し上げましたけれど、広域で運用するという視点がないと、うまくいきません。どこに在庫があるのか、どこから避難所に出すのかのような仕組みを作っていかなければいけない。今の内閣府防災はそこまでできていないので、防災“省”なり“庁”は、とても必要だと思っています」
核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加 食い違う自民党と公明党
日本テレビ・矢岡解説委員: 「自民党は『核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加が、なかなか難しい』と言っている中で、公明党は『参加すべき。議論を進めるべき』としていますが、この違いは」 公明党・平木議員: 「我が党は結党の時から核兵器のない世界を目指しています」 「今、核が実際に使われるかどうかという瀬戸際にある中で、核抑止に頼りたいという気持ちは分かります。日本も実際にアメリカの核の傘の中で安全が守られている面が間違いなくあります。しかし、核の近代化が進んでしまうと、次は“使いやすい核兵器”に向かってしまう。その前にしっかりとブレーキを踏む必要があるというのが公明党の考え方です」 「(日本は)『核兵器国と非核兵器国との橋渡し役をする』と言うんですけど、『どう橋を渡していくのか』ということについて発信がないので、オブザーバーとしてしっかり参加すべきだと」