完走は至難の業!フィリピンの「ウルトラレース」挑戦が過酷すぎた……
それでもまた挑みたくなるフィリピンウルトラレースの真の魅力
フィリピンのウルトラレースは、日本とは違い、自然のままの荒々しいルートが多い。 エイドステーションでは、チキンアドボなどの伝統料理でエネルギーを補給できる。そしてフィリピン人ランナーたちは、どこかクレイジーなほどタフな精神力を持ち、感化されるものもがある。 ウルトラレースは誰もが気軽に参加できるものではないかも知れない。しかもフィリピンでの大会となればなおさらだ。そのレースに2度挑戦し、決着をつけるつもりだったが、叶わなかった。しかし、私にとってフィリピンが思い出の詰まった特別な土地である以上、再び挑むことを誓う。 もしかしたら次戦では、愛用するワラーチ(ランニングサンダル)やミニマリストシューズ(足裏感覚を重視したシンプルな靴)で完走を目指すかもしれない。どうせなら他人が真似できない自分らしい挑戦にするつもりだ。 もちろん日本国内にも素晴らしいレースがたくさん開催されている。自分自身と向き合える絶好の機会なので、無理のない難易度のレースから挑戦してみてもらいたい。 私が書きました! トレイルランナー&ライター 栗田 武 大阪在住。2022年、20歳でトレイルランニングを始め、アウトドアショップで働きながら、生駒山や六甲山をフィールドに日々トレーニングを積んでいる。国内外のマニアックな100マイル超えのウルトラレースに挑戦しており、特にワラーチでの100マイル完走を目標にしている。日本ではあまり知られていないレースでの貴重な経験や学びを、これからも発信していきたい。
BE-PAL.NET