小池都知事が定例会見10月27日(全文2完)都政に邁進、メリハリ利かせていく
小池百合子東京都知事が、27日午後2時から都庁で定例会見を行った。 ※一部、判別できない個所がございますことをご了承ください。
衆院選後、都政に邁進したいと表明していたが、具体的にどのように取り組んでいくのか
毎日新聞:幹事社の毎日新聞の〓ヒオカ 00:19:47〓でございます。よろしくお願いします。幹事社からはまず2点お伺いいたします。知事は衆院選後、都政に邁進したいということで、都政に専念するとご表明をされました。今後、具体的にどう都政に取り組まれていかれるのでしょうか。冒頭で新年度予算編成に関する団体ヒアリングを始めるというお話ございましたが、今回の予算でどう小池カラーを出していかれるのでしょうか。 小池:いよいよ予算編成という時期になりました。かねてから東京大改革という、例えば情報公開、ワイズスペンディングというコンセプトに基づいて、そしてかつこれまでの3つのシティをつくるということを申し上げてまいりました。そして昨年度について、今の予算ですね。これを編成する際も、この3つのシティということを中心に編成をしてまいりましたが、時期的に、すでに編成が終わっているものなどもございましたが、ある意味今回、私にとりましての真に、新しい予算づくりということになろうかと思います。 各種の団体の皆さま方のニーズをしっかり伺うと同時に、今回は都民の皆さま方からこんな予算はどうだということでご提案いただくことになっております。また職員の皆さんからも、現在の担当している部署にかかわらず、これまで担当してきた部署と現在担当している部署で、こう合わせればこういういい効果が出るのはないかといったような、その枠に、今のポストに縛られない、職員の皆さん、現場一番よくご存じですので、その皆さんからもご提案をいただくということで、まさしく都民目線の予算編成から携わっていただくというのが方法としての今回の大きな違いでございます。昨年のように会派はいわゆる政党復活予算ではなくて、むしろ都民による都民のための予算編成ということになるかと思います。 それからまた考え方でございますけれども、めりはり、メリーちゃんとハリーくんですけれども、やはりメリを利かせていく。さらには前回も見直しを行いましたけれども、それぞれの予算、ずっと続いてきた予算に、終期、終わりの期を設けて、そこでいったんそこで終わらせることによってその予算を新しいことに生かしていくということを考えております。それから引き続きではありますけれども、やはり人にフォーカスを当てまして、最初に取り組みました待機児童対策であるとか、それから2025年以降のオリンピック・パラリンピックは当然でございますけれども、そのあとの2025年以降の超高齢社会の到来が目に見えておりますので、それに対しての、本格予算にはまだいきませんけれども、芽出しをしていきたいというふうに考えております。各局からもできるだけ将来をにらんだこの予算ということについて、出してもらうように指示をしているところであります。