五輪パラの熱気再び 体操3冠の岡選手らパレード 岡山市
今夏のパリ五輪・パラリンピックで活躍した岡山ゆかりの選手をたたえるパレードが8日、岡山市中心部であった。同市出身で、五輪体操男子で3冠を達成した岡慎之助選手ら6人の選手が参加。沿道には選手の姿を一目見ようと多くの人が集まった。 【写真】パレードで金メダルを掲げ、観衆に手を振る岡慎之助選手=2024年12月8日午後1時16分、岡山市北区 参加したのは、岡選手のほか、自転車の太田海也選手(岡山市出身)と長迫吉拓選手(岡山県笠岡市出身)、アーチェリーの中西絢哉選手(岡山市出身・在住)、車いす陸上の佐藤友祈選手(同市在住)と生馬知季選手(同)。 パレードは午後1時ごろ、岡山市北区錦町をスタート。選手たちは3台の車両に分乗し、沿道からの声援に笑顔で応えていた。コースは約400メートルで、終点の下石井公園(同区幸町)ではセレモニーが開かれた。岡選手は「短い時間でしたがありがとうございました。4年後のロスでも報告できるようにみんなで頑張っていきたい」とあいさつした。 パレードに先立ち、午前には岡山市が新たに創設した市民栄誉賞の授与式が市役所であり、第1号の受賞者となった岡選手に表彰状や記念のオブジェなどが贈られた。(水田道雄)
朝日新聞社