ジャパンカップクリテリウム、スクインシュが初優勝 超高速の小集団の最後方からごぼう抜き【自転車】
自転車ロードレースのジャパンカップクリテリウムが19日、宇都宮市の宇都宮市大通り周回コース(33・75)キロで行われ、小集団スプリントを制したリドル・トレックのトムス・スクインシュ(ラトビア)が41分32秒で初優勝。チームは大会5連覇となった。 このレースは20日に同市の宇都宮市森林公園で開催されるアジア最高峰大会「ジャパンカップ」の前夜祭として開催。序盤からEFエデュケーション・イージーポストのパウレス(米国)、バーレーン・ビクトリアスのモホリッチ(スロベニア)、イスラエル・プレミアテックのウッズ(カナダ)ら世界トップ級で構成される強力な逃げ集団が形成され、そのまま超高速で押し切る大会初の展開となった。最後はスクインシュが小集団最後方からロングスプリントをかけ、けん制合戦していたライバルたちをごぼう抜きした。 「厳しいなレースだったが、多くの観客が見ている中で優勝できてうれしい」とスクインシュ。こんな角パリ五輪男子ロードでも5位に入賞した実力者は20日も主役の一人といえそうだ。
中日スポーツ