立憲・福山幹事長が定例会見(全文1)一本化提案は、衆参同日選に備えるため
協議事項、GW前後の日程について
協議事項としては今申し上げたように、比例代表の政党名の略称表記についての報告をさせていただいて、役員会に一任をいただきました。次期参議院の公認決定については、参議院山梨県選挙区でございますが、先般の常任幹事会におきましては参議院の候補者としての承認は受けておりましたが、どういう形で戦うかについては留保をしていた市来さんについて、公認候補として戦うということを今日、決めさせていただきました。 それから比例区については今、皆さんにご紹介をし、会見をいただきました奥村さんの比例区での立候補、公認を決めさせていただきました。市原市の市議会議員の公認決定、それから追加公認として横浜市議会、無所属で戦われた長谷川悦子さんの追加公認を決めさせていただきました。 また、ゴールデンウイーク前後の日程についても常幹で確認をさせていただきまして、ゴールデンウイーク明けの5月の7日火曜日に常任幹事会を設定をさせていただいたことと、5月の17日に、調整をしておる最中でございますが、午後、全国幹事長政策責任者会議を、参議院選挙への準備、さらにはこの同日選挙への対応、それから立憲ビジョン2019の進捗状況等について全国で意思統一をするために、5月の17日に全国幹事長政策責任者会議を開くことを確認をいただきました。また、ゴールデンウイークというか、10連休の最中に枝野代表が全国を縦断されますので、全国の街頭演説会をするということで常任幹事会の皆さんにご報告をさせていただきました。常任幹事会の報告は以上でございます。
統一地方選、スリランカの同時爆破テロ事件について
私の発言として申し上げれば、まずは先ほど申し上げましたとおり、統一地方選挙の前半・後半の結果が出ました。前半・後半合わせて立憲民主党の候補者の当選率が8割を超えたということでございまして、後半戦に至っては92%近くにいったということで、全国の立憲民主党の候補者に対して有権者の皆さまの温かいご支援をいただいたことについて心から感謝を申し上げたいと思います。 また、後半戦に至っては、女性の候補者については公認候補者全てが当選をした。推薦の候補者で残念な方が数名いらっしゃいましたが、公認候補者の女性は全員が後半戦、当選をさせていただいたということで、これも非常に女性の政治参加、政治進出ということについては一定の成果が得られたと思っておりまして、これは勇気を持って立候補をいただいた女性の候補者、そして応援をいただいた皆さんにも心から感謝を申し上げたいと思っております。 結果として申し上げれば、わが党は統一地方選挙前に比べると123名の地方議員の方が仲間として新たに加わっていただいたということでございまして、全部で668名ということになりました。123名の自治体議員の方が増えるというのは、一言で言うのはたやすいですが、それまでの準備や、わが党がまだ結党1年半の政党であることを考えると、非常に大きなご期待を寄せていただいたということで、このご期待に応えられるように立憲の春をしっかりと地域の活動でより強固なものにしていきたいと考えているところでございます。 それからもう1つは、非常に残念なニュースですが、スリランカの同時爆破テロ事件で死者が310名ということになり、そして日本人の方も1人、今、お亡くなりになられ、負傷者もいらっしゃるということで、心からお見舞いとお悔やみを申し上げたいと思います。テロはどんな理由があるにせよ許せないものでございますし、このような形の無差別のテロは本当に許しがたいものだというふうに思います。 実は私は、政治家になる前からでございますけれども、内戦さなかのスリランカに農村開発運動を見にいって、現場に入った経験もございまして、それからスリランカとのご縁が結構ありまして、去年もゴールデンウイークにはスリランカに行って政治関係者や私の知り合いの方々とも旧交を温めてきたようなことがあって、何度もスリランカに行っておりまして、スリランカでこのようなことがあったのは、ようやく内戦が終わって落ち着きだしてきたさなかにこういう事態になったことについて非常に残念に思いますし、早速、外務省に状況を確認したんですが、まだはっきり分からない点も多いということですので、今後も怒りを持って、一方でこの状況のスリランカ、1日も早く落ち着きを取り戻していただきたいなというふうに思っております。私からは以上でございます。 司会:それではご質問を受けたいと思いますので、いつもどおり社名とお名前を言っていただいてご質問をお願いします。じゃあ真っ先に手があがりました、どうぞ。