中国で情報統制強まる…“市民ジャーナリスト”張展さんが再び逮捕 公共秩序乱した罪 “新型コロナ”で封鎖された武漢をSNS発信し過去に実刑判決
中国で新型コロナウイルスの感染が拡大し、都市封鎖された武漢の状況を伝えた市民ジャーナリストが再び逮捕された。 【画像】市民ジャーナリストの張展さんはこちら 中国の人権問題を発信するウェブサイト「維権網」によると、11月18日、元弁護士で市民ジャーナリストの張展さんが、公共の秩序を乱した罪で上海の公安当局に逮捕された。 張さんは2020年に新型コロナの感染拡大で封鎖された武漢の状況をSNSで発信していたが、その後逮捕され、懲役4年の実刑判決を受けたあと、2024年5月に刑期を終え出所していた。 「維権網」によると、張さんは出所後に民主活動家を支援していたが、実家がある陝西省に戻っていた2024年8月、上海の公安当局に連行され身柄を拘束されていた。 中国では情報が厳しく統制され、人権活動家や弁護士などが拘束されるケースが相次いでいる。 （「イット!」11月27日放送より）
フジテレビ,国際取材部
