「11ぴきのねこ」絵本の世界観が広がる町で自転車の旅 石像全11種類に出会えるか?【青森県・三戸町】
自転車に乗って青森県内を中心に各地の魅力を紹介する「走街!(そうかい)ちゃり日和」。小野寺紀帆アナウンサーとリポーターの我満紗千子さんは今回、三戸町(さんのへ・まち)にやってきました。すっかり涼しくなって秋が深まり、自転車での旅にちょうどいい季節が到来。『松原公園』から寄り道をしながら中心街に向かっていきます。それでは、きょうも元気にちゃりGo!! 【旅の様子を写真でみる】「11ぴきのねこ」の石像にはそれぞれ題材がある
“加藤”に“佐藤”?『秋まつり』でにぎわう街で見つけたパン店の不思議♪
ぺダルをこいで街中にやってくると、祭りの提灯がたくさんありました。旅をしたのは9月26日。9月27日から29日まで開催された『さんのへ秋まつり』の準備が大詰めを迎えていました。偶然通りかかったところでにちょうど山車を制作している小屋があり、見せていただくことに。久川町内会の山車の題材は『陰陽師』。 小野寺紀帆アナウンサー 「すごく迫力のある赤鬼と青鬼。今にも動き出しそう。躍動感がありますね」 今年の『さんのへ秋まつり』では、6台の山車が町内をねり歩きました。
続いて見つけたのは、パン屋さん。一見、店ではなく住宅に見えますが、『加藤パン』と看板があります。元気に「おじゃまします」とあいさつして入ってみる2人。 我満紗千子リポーター 「甘い、いい香りがするな~あるあるある!」 本当にパンの店でした。しかも、ちょうど作りたて!店の方におすすめを聞いてみると、ポテトチップスを材料に使った『ポテチパン』というなんともユニークでありそうでないパンを紹介していただきました。ポテトチップスとキャベツを混ぜて塩コショウで味付けをしたのだとか。ほかにも、あんこがかかった『あんかけぱん』など個性的なパンがありました。
小野寺紀帆アナウンサー 「もう何年ぐらいやっているんですか?」 加藤パンの店主 「60年はやっているんだ」 小野寺紀帆アナウンサー 「ちょっと気になったのが、『加藤パン』だけど、そこに『佐藤パン』とあるのは?」 『加藤パン』と書かれたコンテナの中に、『佐藤パン』がいくつか紛れているんです。なぜなのでしょうか? 加藤パンの店主 「私が働いていたんですよ、『佐藤パン』で。でも誰も後を継がないということで、誰かやってくれないかってことで私になってもう30年にはなる」 小野寺紀帆アナウンサー 「元々は佐藤さんがやってた『佐藤パン』だけど、『加藤パン』になった?」 そういうことなんだそうです。『佐藤』と『加藤』で似ていますが、こうして名前が変わって店が引き継がれることもあるんですね~。