「おねだり」はアリか?ナシか?している人は平気でも、受けるほうは重荷だった
◾️3.家族からお金を無心される 「両親がお金をよこせと言ってきます。今までお前に使った金を全額返すのが筋だと言われました」(49歳男性/デザイン関係) 「姪っ子がプレゼントをねだってきます」(45歳男性/その他) 「夫が私の誕生日にも、母の日にも何もくれないのに、自分の誕生日や父の日はおねだりしてきます。本当に信じられない人間だと思っています」(55歳女性/主婦) 「50歳を過ぎでニート独身の極貧の妹が、ありとあらゆるものを欲しがってきます。目に付いたものはすべて『これいいね、ちょうだい!』と言ってきます。電話でも『これなくなったからちょうだい』、『もうすぐ誕生日だから〇〇が欲しい』と言ってきます」(53歳女性/主婦) 「妻は私が出張に行ったときにおみやげを要求するので、必ず買って帰るようにしています」(59歳男性/学生・フリーター) 「孫がおもちゃやお菓子をねだってきます」(65歳男性/その他) 「妻が誕生日、結婚記念日、子どもの誕生日など、ことあるごとにおねだりしてきます」(66歳男性/営業・販売) 「義兄嫁に一度おみやげを渡したら、そこから毎回催促されるようになりました」(29歳女性/総務・人事・事務) 「親族が父の病院で、余ったガーゼや消毒液などを無心に来ることがあり、身内だから当たり前にタダで貰えると思っているなんて、意味が分からないと感じました」(36歳男性/学生・フリーター) 「主人の姉弟。子どもの結婚が決まり、チャンスと思ったのか主人の母の物をたくさん持って帰った様子。着物や貴金属などごっそり持っていきました」(60歳女性/主婦) 意外だったのが孫や姪っ子、甥っ子など、子どもからの「おねだり」も快く思っていない人がけっこういること。年に数回会う程度ならよくても、頻繁に会う相手になると負担になってしまうのかもしれませんね。家族間であっても「なんでも許される」という考えは、タブーです。
おねだりされた側の気持ちを考えて
おねだりされた側の意見を見てみると、みなさん「嫌だ」、「なんでこんなことを言うんだ」と思っていても、相手にハッキリ言えていない様子。おねだり上手の人の罠にハマって仕方なく受けいれてしまうパターンが多いようです。 「おねだり上手」で検索すると「おねだりテク」など、相手にお願いを聞いてもらうテクニックを指南する記事がたくさん出てきます。相手が快く了解しているのであれば問題ありませんが、「なんで私が……」と思っていることも大いにあるので、おねだり上手になりすぎるのもいかがなものかと思いました。
中山夏美