ダービーでのリアクションは大袈裟? ホイルンドがウォーカーに一言「アカデミー賞の行方は…」
マンチェスター・ユナイテッドに所属するデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドが、自身の公式SNSを通してメッセージを発信した。 【ハイライト動画】ダービーを制したのはマンチェスター・ユナイテッド プレミアリーグ第16節が15日に行われ、現在リーグ戦では2連敗中のマンチェスター・ユナイテッドは、同じく調子を落としているマンチェスター・シティとのダービーマッチに臨んだ。試合は36分、クロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオールのヘディングシュートが決まり、マンチェスター・シティが先手を取ると、このスコアのまま終盤に突入。それでも、マンチェスター・ユナイテッドは88分にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがPKを沈めて試合を振り出しに戻すと、直後の90分にはコートジボワール代表FWアマド・ディアロが見事な抜け出しから逆転ゴールを奪い、2-1で試合終了。“宿敵”を下し、プレミアリーグで3試合ぶりの白星を飾っていた。 プレミアリーグ開幕前に行われたコミュニティ・シールドに続く、今季2度目のマンチェスター・ダービーは、劇的な結末となっていたが、同試合では38分に注目を集める“事件”が発生していた。グヴァルディオールの先制点が生まれた直後、敵陣中央でロングボールに競りにいったホイルンドが、イングランド代表DFカイル・ウォーカーのファウルを受けて倒れ込む。このプレーによってヒートアップしたホイルンドは、主審がファウルを宣告した後、ウォーカーの元へ詰め寄り、額を合わせて何か言葉を伝えていた。 頭突きと呼べるほどの勢いではなかったように映ったが、額が合わさった直後、ウォーカーはダメージを受けたことを猛アピールし、後方へ倒れ込む。主審はエキサイトしたホイルンド、そしてウォーカーの双方にイエローカードを提示し、その場をおさめていた。 試合後、ホイルンドは自身のInstagram(@rasmus.hoejlund)を更新。「マンチェスターは赤だ。スミレの花の色が青紫であるようにね」と、英語圏の常套句を引用した言葉で勝利を喜んだだけでなく、「見事なパフォーマンスだった」とチームメイトを称賛した。 だが、ホイルンドの言葉はこれだけでは終わらず、「しかし、アカデミー賞の行方は…」と一言。この投稿には、チームメイトと喜びを分かち合う写真に加えて、ウォーカーと額を合わせる写真もつけており、皮肉まじりのメッセージを発信した。
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