田口節子が冷静に押し切ってSGへ弾みをつけるV/ボートレース・徳山オールレディース
ボートレース徳山のGⅢ「日刊スポーツ杯争奪徳山オールレディース」は11日に12Rで優勝戦を行い、田口節子がイン逃げで優勝した。 スタート展示は枠なりだったが、本番では3枠・角ひとみがピット離れ飛び出した。それでも1枠の田口は冷静にインを主張し、132カド456の並び。田口はインからコンマ12とトップタイのスタートを踏み込んで1Mを先マイし、そのまま押し切った。 2着争いは實森美祐と角の師弟対決になり、1周2Mで外マイに出た實森に軍配。角はその後、佐々木裕美に2周1Mで抜かれたが、2周2Mで再逆転して3着は確保した。3連単1-2-3、730円、2番人気だった。 田口は昨年12月三国以来、今年初V。通算73度目。賞金120万を上積みして今年の獲得賞金は約2,377万円となり、レディースチャレンジカップ出場へ大きく近づいた。次走はSGダービー。レース後、田口は「今年、ここまで優勝できていないことで焦りもあったけど、今節は伸びも回り足も良かったので安心してレースに臨めました。これから大きなレースが続くので、この優勝で弾みを付けられたのは良かった」と話した。
マクール