「更年期」になると不調があらわれるのってなぜ?間違えやすい病気についても医師が解説
更年期と間違えやすい病気
更年期と症状が似ている、間違えやすい病気も。
●メニエール病
回転性のめまいが10分間~数時間続き、何度も繰り返す。難聴・耳鳴り・耳閉感(耳がつまった感じ)を伴う。
●子宮内膜がん(子宮体がん)
不正出欠、閉経後の出血、おりものの変化など(茶褐色など色がついている、チョコレート状など)。
●甲状腺の病気
甲状腺ホルモンの過剰により、異常発汗やのぼせ、体重減などの症状が出る「バセドウ病」。逆に、不足により冷えや無気力、倦怠感、体重増などの症状が出る「橋本病」。どちらも更年期世代の女性に多い疾患。
●うつ病
気分の落ち込み、イライラ、食欲低下など。
●関節リウマチ
関節の痛みや腫れ。とくに朝起きたときの関節のこわばりは典型的な症状。手足の関節におこりやすい。 ※自分では更年期症状か別の病気なのか区別できません。まずは婦人科に相談しましょう。
ESSE編集部