大阪桐蔭・西谷監督、最多69勝「私の数字ではない」 センバツ
第96回選抜高校野球大会は27日、阪神甲子園球場で2回戦があり、大阪桐蔭が神村学園に4―2で勝ち、準々決勝に進んだ。大阪桐蔭の西谷浩一監督は春夏の甲子園の監督通算勝利数を「69」に伸ばし、智弁和歌山などを率いた高嶋仁さんを上回って単独トップになった。 【熱戦を写真で】大阪桐蔭-神村学園(2回戦) 試合後の西谷監督のコメントは次の通り。 ◇大阪桐蔭・西谷浩一監督 (監督として甲子園最多の69勝)私の数字ではなく、歴代のOBたちと今日頑張った人たちの数字なので、うれしく思っています。歴史の浅い学校ですのでね、それ(勝利)を積み重ねて、OBにいい報告をしたい。 (連戦で準々決勝)とにかく連戦をやりたい。 (先発の森は)甲子園で初めて投げるので空回りすることもあり、(五回から中野に交代したのは)流れ的に、あそこでちょっと勝負をかけようと思って、ゲームのあやの中で代えた。 (5回1失点と好投の中野は)下級生なんですけど、上級生を合わせても気持ちの強い子、誰もが認めるハートの強さがありますので、1球1球、魂を込めて投げてくれました。 (五回に3点目のランニング本塁打を放った境は)悪い癖が出ていたので、コーチと一緒にずっと練習していて、今日の試合前もその辺を修正していた。最後、いい感じで室内で打てていたんで、今日はやるんじゃないかなと。 (悪い癖の修正とは)少しボールを中に入れ過ぎて打ってしまうところがあった。(相手が)左ピッチャーだったので、丁寧に逆方向、逆方向に打とうと思い過ぎていたので前でさばく、『引っ張ってもいいんだぞ』ということで、その辺が良かったと思います。