Uターンラッシュ本格化、高速道路に34kmの車列も…羽田空港や東京駅で混雑
年末年始を古里の実家や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが4日、本格化した。東京・羽田空港の到着ロビーやJR東京駅は大きなキャリーケースを引いた家族連れで混み合った。都内に向かう高速道路も渋滞が続いた。 【写真】新千歳空港の出発ロビーも大混雑(3日)
日本航空と全日空によると、羽田着の国内線は終日ほぼ満席に。北海道旭川市の実家に7泊8日で帰省していた埼玉県所沢市の会社員の女性(35)は「夫と小学生の子ども2人で実家近くのスキー場で毎日スノーボードを楽しんだ。休みが長かったので旅館に1泊することもできた」と笑顔で話した。
JR各社の発表では、東海道・山陽新幹線は4日、年末年始の期間中(2024年12月27日~25年1月5日)は全席指定席となっている「のぞみ」で東京着の列車がほぼ満席となった。上越新幹線も新潟発東京行き「とき324号」で自由席の乗車率が200%に達した。
高速道路の上り線も激しく渋滞。日本道路交通情報センターによると、4日午後5時時点で関越道では高坂サービスエリア(埼玉県)を先頭に約34キロの車の列ができた。東名高速では綾瀬スマートインターチェンジ(神奈川県)付近で約11キロの渋滞が発生した。