1泊1万円台…マリオット初の「ビジネスホテル」が大阪に、その狙いは?
世界各地に高級ホテルを展開する「マリオット・インターナショナル」(本社:アメリカ合衆国メリーランド州)は11月18日、アジア初展開となるビジネスホテル「フォーポイントフレックスbyシェラトン大阪梅田」を開業した。 【写真】コンパクトで清潔感のある部屋 ■ 大阪は期待の地?「さらなる観光客が」 日本国内では100軒目となり、マリオット初の「ビジネスホテル」ブランド。従来のマリオット系列よりも1泊1万円台~と手頃な価格で宿泊することができる。2025年初頭までに函館、金沢、神戸などの主要都市に計14件を改装オープンさせるという。 そのうち大阪には、梅田だけでなく心斎橋・北浜・本町を含めた4施設が誕生する。大阪エリアに集中させた理由として、開業記念セレモニーに出席した最高経営責任者・アンソニー・カプアーノ氏「日本のインバウンドの旅行者数は今年9月時点で2700万人に達しており、2025年の万博を控えた大阪では、さらなる観光客が期待できる」とコメントした。 さらに「大阪はビジネスだけなく観光地としても非常に良い場所。ビジネスマンはもちろん、レジャーのためのお手頃感のあるホテルをお探しの旅行客など、さまざまなニーズに応えたホテルになった」とアピールした。 宿泊料金は、シングル1万2700円~、ダブル1万5500円~、アクセシブルダブル2万円(すべて税サ込み)~など。朝食はオプション料金、隣接する「やよい軒」で提供される。アクセスは「阪急大阪梅田駅」徒歩4分。 取材・文・写真/佐々木早貴