自宅の庭に夢のプールをつくりましょう。プライバシーも確保してくれるプールのある庭づくりのアイデア
9 空間をシンプルに区切る
ここでは低い生垣をつくってプールから独立した、リラックスできるゾーンを設けています。高さがないのでプールに入っている人の視線を遮ることもありません。
10 空間を整えすぎない
舗装した部分の間にグラウトや砂利ではなく、苔や芝生を敷いています。こうすると裸足でプールまで行くことが可能。また大きな石を取り除かずにそのままにすることで、整えすぎた印象になるのを防いでいます。
11 敷地の外の植物も使って演出
植物が手に追えないくらい茂っている場合、あるいは敷地の外に植物がある場合は、手前に背の低い植物と中程度の高さの植物を並べて植えてみましょう。調和が取れます。なめらかに高さが変わっていくように植物を選ぶと、まとまった印象になります。
12 自慢の眺めを生かす
プール沿いに植えた背の低いラベンダーが、プールと丘の境目をなじませています。ラベンダーがプールの鋭い角を和らげると同時に柔らかな色彩をもたらしています。
13 キャノピーを隠れ家風に
インテリアデザイナーのリアン・フォードは丘の中腹に、シダやツタなどの被覆性の高い植物を敷き詰めて植えました。こうすることで滝壺のようなプールが自然の風景のなかに溶け込み、キャノピーが隠れ家のように見えます。
14 思い切ってデッキに穴を
芝生や緑のスペースをつくるのにあまり乗り気でなければ、デッキに樹木用の穴をいくつか開けてみましょう。プールがあるとレイアウトが平坦になりがちですが、このように木を植えることで風景に高低とナチュラルな雰囲気が生まれ、同時に木陰もつくれます。
15 生垣をスクリーンに
ツタはすぐに手に負えなくなってしまいますが、意図的に使ってみると素敵な雰囲気になります。このように生垣でグリーンのスクリーンをつくるとプライバシーと日陰が確保できるだけでなく、ナチュラルで野生味あふれる背景ができ上がります。
16 自然を使って設備を目隠し
森のなかに佇むこのプールには、周囲の環境そのものが反映しています。トレリスにつる性の植物を這わせるとプールハウスが風景の主役に。プールの設備も隠せます。