【春高バレー】去年の準優勝校・工大福井男子はベスト8で敗退 準々決勝で市立尼崎にストレート負け
福井テレビ
春の高校バレー全国大会は7日、3回戦と準々決勝が行われ、前回準優勝の工大福井は、3回戦をストレートで勝利しましたが、準決勝では兵庫の市立尼崎に敗れ準決勝進出はなりませんでした。 工大福井の3回戦の相手は、2024年全国大会の準々決勝で破った大阪代表の清風高校です。 第1セット終盤、工大福井は4点を追いかける劣勢の展開でしたが、この後、連続ポイントを奪うと、工大福井のレシーブが光ります。一気に同点に追いつき、怒涛の5連続ポイントで工大福井が逆転に成功。 セットポイントを握り、3年生の木下がリリーフサーバーに。エース山本のダイレクトスパイクで、工大福井が第1セットを逆転で奪います。 第2セットは危なげない試合運びを見せた工大福井。ストレート勝ちで、3年連続のベスト8進出を決めました。 山本キャプテンは「相手は絶対自分たちを倒しにくることは最初から分かっていた。新チームになって自分たちもチャレンジャーなので、しっかりぶつかっていこうと思った。あと一つ勝って準決勝につなげたい」と次を見据えました。 そして同日行われた準々決勝で、工大福井は兵庫代表の市立尼崎と対戦しました。 第1セットを失った工大福井は、続く第2セットも劣勢の展開に。しかし2年生、鈴木がリリーフサーバーに入ると流れが変わりました。 3連続ポイントで点差を詰めると、ブロックで同点に追いつきます。 しかし、最後は競り負け、あと一歩及ばなかった工大福井。2年連続のセンターコート進出とはなりませんでした。
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