【高松宮記念】データではシルクロードS組 香港からの刺客ビクターザウィナーに要警戒
阪急杯【データ:B メンバーレベル:C】
過去10年の成績【2-2-3-37】勝率4.5%、連対率9.1%、複勝率15.9% 14年コパノリチャード、19年ミスターメロディが勝利。直近では21年にレシステンシアが2着、インディチャンプが3着に入っている。 今年は重馬場での開催。外枠からハナを奪ったアサカラキングが逃げ、600m通過は33.9。そのまましぶとく逃げ粘ったが、道中4番手のインで脚を溜めたウインマーベルがジリジリと詰め寄りハナ差捉えた。ウインマーベルは1200mでも22年のスプリンターズSで2着と結果を残しているが、現状では1400mがベスト条件とみる。
オーシャンS【データ:C メンバーレベル:C】
過去10年の成績【1-2-4-54】勝率1.6%、連対率4.9%、複勝率11.5% オーシャンSをステップに勝利したのは22年のナランフレグだけだが、19年ショウナンアンセムと22年キルロードがともに17番人気3着と穴をあけた。 稍重で行われたレースは、グレイトゲイナーの外からオタルエバーが競る格好となり、11.9-10.5-10.9(33.3)とペースは流れた。道中5番手を追走していたトウシンマカオが直線外から突き抜け、1:08.0のタイムで快勝した。2走前の京阪杯で58kgを背負ってルガルに2馬身差をつけた内容を踏まえると当然と言える内容。勝ち負けできる力はある。 ビッグシーザーはこれまで先行する形が多かったが、7番手から差して2着と新たな一面を見せて好走できたのは収穫と言える。 またキミワクイーン(月曜時点では除外対象)は中団の外を追走して、直線伸びるも0.5秒差の5着。初の1200m戦となったマテンロウオリオンは後方2番手から追い込み8着、シュバルツカイザーは中団馬群で脚を溜めたが13着だった。
阪神C【データ:C メンバーレベル:B】
過去10年の成績【0-1-1-6】勝率0.0%、連対率12.5%、複勝率25.0% 阪神Cから挑んだ馬の勝利はないが、20年グランアレグリアが2番人気で2着(繰り上がり)、昨年はトゥラヴェスーラが13番人気で3着に入っている。 ウイングレイテストの外からピクシーナイトが掛かり気味に上がっていき、前半600m通過33.1というハイペース。5番手の外を追走したウインマーベルが直線ジリジリと伸び、グレナディアガーズとアグリの追い上げを封じて1:19.3で勝利した。 ママコチャはピクシーナイトの直後、2列目の外を追走。直線は左右から後続馬に追い上げられ、勝ち馬から0.2秒差の5着だった。先行した馬には苦しい展開だったことを思えば、敗れはしたがしぶとく粘ったと言っていい。休み明けとなるが実力は上位の存在。スプリントGⅠ連勝を果たして確固たる女王として君臨するのか、その走りに注目が集まる。