神戸市の住宅で男女３遺体 兄の妻と息子の死に弟関与か 「連絡とれない」と兄から通報
兵庫県警は3日、神戸市西区竹の台の住宅で男女3人の遺体が見つかったと発表した。県警神戸西署によると、2日夕、同県西宮市に住む男性から「昼頃から弟の家へ話し合いに行った妻と息子と連絡がとれない」と110番があり、駆けつけた同署員が首をつった状態の男性と、頭から血を流して倒れている男女を発見、その場で死亡が確認された。 同署によると、この家には通報した男性の弟（64）が住んでおり、2階に上がる階段の踊り場で首をつっていた。1階の和室で倒れていた男女は頭に殴られたような痕があり、近くに血痕のついたハンマーなどが落ちていた。2人は男性の妻（62）と息子（27）と確認された。 同署などは、住人の男性が和室で発見された2人の死亡に関与し、その後自殺した可能性があるとみて詳しい状況を調べている。
