「足の美容外来」って知ってる?! 脚も美容医療で美しくする時代! 40代の2大悩みの解決策を聞きました|STORY
皆さんは、エクササイズやダイエット以外で、脚をスリムにする方法をご存知ですか? すらりと伸びる脚は女性にとって永遠の憧れ。でも、「脚に自信がないから…」とロングスカートやパンツばかり穿いて隠している方も多いはず。エクササイズやダイエットでピンポイントに細くするのが難しい「脚」ですが、専門医師による「足の美容外来」なら、長期間ジムやエステサロンに通わなくても時短で美しい脚を手に入れることができるそう! 今回は、日本で唯一の“足と歩行の総合病院”である「下北沢病院」で、「シンデレラメソッド」という美脚が叶う美容施術について伺ってきました。普段あまり耳にしない“足の美容”ですが、信頼できる専門医師の施術だから安心。今年の夏は、脚コンプレックスをなくして、自信をもって生脚を出していきましょう!
STORY世代の【足の美容の2大悩み】の解決策を聞きました!
【足の美容の2大悩み(1)】太さ 「太さが気になって、生脚が出せません! 特にたくましい、ふくらはぎはコンプレックスです」 ■STORYライター 端迫絵実 「学生時代、テニスをやっていたので筋肉質でガッチリしています。太さが気になって、生脚が出しにくいのが悩み…。特にたくましいふくらはぎが気になってしまい、細身のパンツや膝下が出る服は、ちょうど太く見える長さがあるので脚を出す範囲に気をつけています。好きな服を楽しめないのがストレスです。」 →脚の太さにはストレッチやダイエットなど運動療法だけでなく、ボトックス注射や脂肪吸引など美容外科的治療も有効なんです。脚を細くしたければ、まずは脚の太さの原因が何なのかをふくらはぎのあたりで「セルフ診断」してみてください。原因により治療が変わってきます!
脚の太さの原因チェック!【美脚セルフ診断テスト】
A.むくみ型 「むくみ」というのは、何らかの原因によって、皮下脂肪に組織液(水分)が溜まった状態。様々な原因によって発生します。運動不足や同じ姿勢で1日過ごすだけでもむくみが生じたり、場合によって貧血、心臓病、腎臓病、肝臓病などの脚以外の病気が原因でも起こります。漢方薬/塩分やアルコールを控える/マッサージ/着圧ソックス/ふくらはぎのエクセサイズなどが有効ですが、「むくみ」は、さまざまな病気が原因でも起こり得るため、むくみがある場合は放置せず、まずは病院での検査をオススメします。 【むくみ型の推奨治療法】 ・内科的治療…利尿剤など、薬の処方 ・自宅での圧迫療法…弾性包帯や医療用圧迫ストッキング ・自宅での運動療法…足指やふくらはぎの運動 B.脂肪型 ぷにっとふくらはぎが2cm以上つかめる方は「脂肪太り」の可能性があります。 脂肪が原因であれば、一般的なダイエットで改善の余地がありますが、ふくらはぎに蓄積した脂肪はなかなか細くなりません。全身運動によるダイエットが最も有効ですが、部分痩せはなかなか困難。そんなあなたには「メソセラピー」「脂肪吸引」が有効かも。 【脂肪型の推奨治療法】 ・全体運動によるダイエット ・脂肪吸引 ・メソセラピー(脂肪融解注射) ※メソセラピーとは…一般的にいう「脂肪融解注射」のこと ・複数回(3-5回)局所への注入によって効果が得られる ・少量の薬剤やアミノ酸、ビタミン剤などを脂肪層に注射し、 脂肪を分解・溶解する ・フォスファチジルコリン(高脂質血症改善薬EPLカプセルと同成分)が脂肪細胞に作用し、血中に吸収され内臓の働きにより分解されて尿や便、汗となって体外へ排出 ・太ももにも施術することができる C.筋肉型 ふくらはぎの筋肉が発達し、過剰に発達したふくらはぎを「ししゃも脚」と呼びます。ししゃも脚になってしまうと男性のような脚の印象に。ふくらはぎは足痩せしようと運動をすると、より筋肉が発達してしまいます。だからといって、ふくらはぎの筋肉マッサージやストレッチを行っても、むくみが取れるだけで筋肉自体は細くなりません。努力をしても痩せないふくらはぎを細くするには、“ふくらはぎボトックス注射”が効果的です。過酷な運動をしなければ、だんだんと筋肉が退縮し女性らしいスラッとした華奢な脚が手に入ります。 【筋肉型の推奨治療法】 ・筋肉に負担をかけない立ち方、歩き方を心がける ・インソールの作成 ・ボトックス注射 (資料提供/下北沢病院)