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　宿泊先の部屋から備品を持ち帰るのは窃盗です。奈良市では、ホテルのスイートルームから特注のソファーカバーを盗んだとして、63歳の女が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、熊本県熊本市に住む、63歳の無職の女です。 　警察によりますと、女は今年7月、一人で旅行に訪れて奈良市の有名ホテルのスイートルームに宿泊。室内にあったソファーのカバー4枚を盗んだ疑いが持たれています。 　盗まれたソファーカバーは豪華な装飾が施された特注品で、被害額は14万7200円相当だということです。 　女がチェックアウトした後、清掃のため部屋に入った従業員が、カバーがなくなっていることに気がつき、ホテル側が警察に被害届を提出しました。 　警察の調べに対し容疑者は、「盗んだことはありません」と容疑を否認しているということです。 　警察によると、女は骨董品集めが趣味だといい、熊本の自宅には骨董品が山のようにあって、当該のソファーカバーはまだ見つかっていないということです。 警察が引き続き捜査しています。