コース料理からノロウイルス 16人が食中毒の症状 調理担当者から移ったか 大阪・中央区の飲食店
大阪市は、中央区にある飲食店でコース料理を食べた男女16人が食中毒の症状を訴え、このうち3人と調理担当者1人から、ノロウイルスが検出されたと発表しました。 大阪市によりますと、中央区にある飲食店「九州干物市場わだち」で6日に刺身やちらし寿司などのコース料理を食べた23~64歳の男女16人がその後、おう吐や下痢、発熱などの症状を訴えました。 市保健所などが調査したところ、症状を訴えたうち3人とコース料理の調理担当者1人からノロウイルスが検出されたということです。 大阪市は、16人の症状が類似していて、ともに食事をしたのがこの店のみだったことから集団食中毒と判断し、店を12日と13日の2日間、営業停止処分としました。 16人はいずれも快方に向かっているということです。 大阪市健康局は、調理担当者からノロウイルスが移った可能性が高いとした上で、「調理前や食事前の手洗いを徹底して欲しい。風邪に似た症状がある場合、食事の調理を控えて欲しい」としています。
ABCテレビ