ドラフト 早大・山県秀が日本ハム5位指名 早大学院高出身では66年ぶりのプロ野球選手に
プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD（24日）日本ハムは5位で早大・山県秀内野手を指名した。 山県は東京・国分寺市出身で、国分寺リトル、稲城リトルシニア、早大学院高を経て早大へ進学。早大学院高出身選手では、1958年に中日に入団し、通算189本塁打を放った森徹以来、66年ぶり2人目のプロ野球選手誕生となる。 176センチ、80キロの遊撃手で、早大の小宮山悟監督も絶賛する守備力が持ち味。今春は大学日本代表の主戦としても活躍した。 早大の東伏見キャンパスで会見した山県は「本当にうれしい。小さい頃からの夢だった」と喜んだ。野球は高校でやめる考えもあったというが「同級生や、中学の（稲城）リトルシニアの指導者の方々に『大学でも続けたらどうだ』と言われて。そこが自分の一番のキーポイントだった。野球を続けていてよかった」と感慨に浸った。 「目標は、早稲田大学の先輩である、鳥谷敬選手」とし、「ゴールデングラブ賞をとりたい」と掲げた。日本ハムの新庄監督については「本当にカッコいい方だな、と思っていた。新しいユニホームが出るたびに注目していた。スクイズだったり、作戦面でも、今までのプロ野球では考えられないようなものが多かった。ここでやってみたいな、と思っていた」と語った。その指揮官のもと、堅守を武器にプロでも躍動する。（須田雅弘）
