鹿島 鬼木イズムで始動 「止める、蹴る」の基礎を重視したパス練習、初日からみっちり「身が引き締まる」
鹿島は7日、茨城県鹿嶋市内で今季初練習を行い、鬼木達新監督(50)が始動した。川崎F時代から徹底してきた「止める、蹴る」の基礎を重視したパス練習を実践するなど初日からイズム全開。現役時代を過ごした古巣に26年ぶりに帰還した新指揮官は「鹿島でプロ生活を始めていなかったら今の自分はない。緊張感があり、身が引き締まる思い」と言葉に実感を込めた。 就任にあたっては「ここでタイトルを獲ることへの思いが湧き上がってきた」と決断の経緯を明かした。9年ぶりとなる「リーグ優勝」を今季の目標に掲げた。「鹿島らしさをしっかりと持ちながら、自分の色も出せていけたらいい」という鬼木監督が、常勝軍団を復活させる。