お正月の“三が日”はどこに駐車すべき!? 東京都心でも“合法的”に「無料」で駐められることがある? その方法とは
初詣やデパートの初売りで三が日に都内にクルマで出かけたい人も
まもなく2024年も終わり、2025年がスタートします。 【画像】お正月なら駐車違反にならないパーキングメーターがある!? 写真で見る(29枚)
この新年、初詣や初売りが目当てで、東京にクルマでお出かけすることを考えている人も多いのではないでしょうか。 お正月の東京はクルマの数が極端に少なくなり、地理に不案内な人でもふだんより楽に運転できます。また三が日の高速道路については、1月3日の午後を除けば、地方からの上り線、東京からの下り線、ともに大きな渋滞はなく、快適なアクセスが期待できるのもメリットになるはずです。 ただここで気になるのが、東京で「どこにクルマを停めるか」です。東京都内、とくに都心部の一般の時間貸し駐車場料金は、ところによっては“ホテルの宿泊料金なみ”の高値となっているところもあり、そんな駐車場ではわずか2~3時間の駐車でも料金が5000円以上になることも珍しくありません。 一方、デパートや商業施設の駐車場、提携駐車場でも、買物額に応じてのサービス時間は厳しくなる傾向にあります。 「銀座三越」の駐車場は、買い物額2000円以上で1時間~1時間30分無料(利用駐車場による)となりますが、4時間無料を獲得するには3万円以上が必要です。「東武百貨店池袋店」ではさらに極端で、2000円なら1時間30分~2時間無料(同)ですが、4時間無料となるお買い物額はなんと10万円となっています。 ただこれらのデパートの駐車場は、基本料金が30分あたり300円から400円が相場となっているため、一般の時間貸し駐車場に停めるよりは割安であるとも言えます。 しかしもう少し安く駐車場を利用したいと考える人もいるでしょう。そうしたニーズに対する答えが、都心の繁華街にある機械式立体駐車場の利用です。 都心の繁華街の機械式立体駐車場のうち、建設が古いものは、入庫可能なサイズが「全高155cmまで」となっているところが少なくありません。 こうした駐車場は過去には周辺のオフィスの社用車の月極利用がターゲットでしたが、現在、そうした需要の減少で、時間貸し駐車場への転換が進んでいます。 ただ現在の日本においては、個人利用の小型/普通乗用車はミニバン、軽乗用車においてはハイトワゴンが事実上の標準となっているため、高さ制限155cmの機械式立体駐車場を利用できるクルマはきわめて少数です。そのために利用率が上がらず、立地は便利ながら、「12時間1200円~1500円」といった、立地を考えるとかなり割安な金で利用できるところがあるのです。セダンやクーペなど、車高の低いクルマに乗っている人なら、使わない手はないでしょう。