お正月の“三が日”はどこに駐車すべき!? 東京都心でも“合法的”に「無料」で駐められることがある? その方法とは
東京都心部であっても無料で駐車する“究極の裏ワザ”とは
そしてさらに“究極の裏ワザ”として、東京都心部であっても、無料で駐車する方法もあります。 それがパーキング・メーターやパーキング・チケットが設置された時間制限駐車区間(以下、パーキング・メーター等)の時間外利用です。
パーキング・メーター等は、作動時間内に、手数料を支払うことで、一定時間の駐車が可能となる仕組みです。しかし作動時間外については、場所により「駐車禁止となるところ」「駐車禁止とはならないところ」「時間外のうち、一定時間については駐車禁止となるところ」など、さまざまなケースがあります。 作動時間は「平日および土曜日の8時~19時」など、休日以外が指定されていることが一般的で、例外的に日曜日も作動時間としているパーキング・メーター等もあります。 こういった原則から考えると、曜日が「水・木・金」という並びになる今年のお正月三が日は、作動時間内になると思われる人が多いかもしれません。しかしここに“お正月ならではの例外”があるのです。 じつは東京都心部のパーキング・メーター等の多くは、日曜日も作動するものも含め、お正月三が日を作動時間外としています。そのため、平日となるお正月三が日でも、作動時間外の駐車が禁止されていないところでは、無料で駐車できるのです。 こうしたパーキング・メーター等を使えば、多少繁華街から離れたところにクルマを停めてタクシーを利用しても、トータルの支払い額は大きく節約することができるはずです 東京都内のパーキング・メーター等の設置区間は、警視庁ウェブサイトの「時間制限駐車区間案内地図」で確認できますが、ここには時間外の駐車の可否については明示されていません。駐車禁止かどうかは、Google Mapsのストリートビューで規制標識などを確認するといいでしょう。 ※ ※ ※ なおパーキング・メーター等のある道路が駐車禁止でなくても、利用の方法によっては自動車保管場所法に定められた「長時間駐車の禁止」により摘発される可能性があります。日中は12時間、夜間は8時間以上の駐車を避けるようにしましょう。
植村祐介