スキャンダルに揺れる韓国サッカー協会、FIFA警告でW杯出場ピンチもまさかの会長が続投意思?韓国紙「恥ずかしい」と呆れ顔
韓国サッカー界は、今年7月に韓国代表の指揮官に就任したホン・ミョンボ監督の選任過程に問題があったというスキャンダルに揺れている。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は現地時間25日に、まさかの大韓サッカー協会(KFA)チョン・モンギュ会長が現在の会長職を続投する可能性について報じていた。 【順位表・組み合わせ】W杯アジア最終予選(3次予選) 今年の7月に韓国代表の指揮官に就任したホン・ミョンボ監督。しかし、この選任過程が不透明であったとして韓国国内では批判を浴びており、チョン・モンギュ会長が国会に召喚されて事実確認や調査などが行われている。 しかし文化体育観光部(文体部)による韓国サッカー協会の介入が問題視されて、国際サッカー連盟(FIFA)とアジアサッカー連盟(AFC)は韓国に警告文を送っていた。政府の介入によって次回のW杯出場禁止処分が下される可能性もある中で、同メディアが報じていたのはチョン・モンギュ会長の今後についてだ。 13年から3期連続でKFAの会長を務めているチョン・モンギュ氏は、任期が来年1月までとなっている。しかし、今回のスキャンダルに関連して、会長職4選の意思があるか尋ねられたモンギュ氏は、「多角的に検討する」と、曖昧な回答でお茶を濁したようだ。 同メディアは、「相変わらず自分の誤りを認めず、4選に関して明確な立場を出していない。恥ずかしい」と題して、「結局、世論と国会の数々の批判を受けても同じ態度で一貫している。現状維持の戦略を固守するつもりのようだ」と、スキャンダルで批判されながらも、会長職を辞する気配を見せない現サッカー協会会長に呆れる様子を見せていた。
フットボールチャンネル編集部