[みんなを悩ますボディの“小キズ] コンパウンド磨きで解決する3つの小技テク&ポイント
爪が軽く引っかかる程度の浅い線キズの施工例を解説
────────── STEP1:キズ消し用(極細コンパウンド)で磨き落とす ────────── ◆爪が軽く引っかかる程度の筋状の擦りキズは、塗装表面のクリア層に浅い溝が入っている状態で、このレベルならばコンパウンドで磨けばたいてい消せる。 ◆「キズ消し用」のコンパウンドを用意する。ここでは#3000番を使用。 ◆付属の磨きスポンジの黒い面に絞り出す。小指の先ほどの少量でOK だ。 ◆磨く面にポンポンと軽く押し付けるようにして、スポンジに均等に付着させる。 ◆キズに対して平行に直線的にスポンジを動かすようにして、おおまかに磨き落としていく。 ◆キズの面以外には力を入れ過ぎないよう、同じ場所を10回を目安に擦ったところで、ウエス(作業途中の拭き取りは磨きにも使えるメリヤスウエスでOK)で一旦拭き取ってキズの状態を確認する。 ◆まだ目立つようならコンパウンドを少量付け、再度磨いて仕上がり具合を確認。これの繰り返しで少しずつ落としていく。 ────────── STEP2:仕上げ用のコンパウンドで艶を出していく ────────── ◆「キズ消し用」コンパウンドを利用すると塗装や塗膜コンディションによっては研磨面全体がモヤがかかったような状態になることがある。原因は研磨キズ。ここからは「仕上げ用」コンパウンドに切り替えて磨けば、きれいに落ちて艶が復活する。 ◆仕上げの拭き取りにはマイクロファイバーウエスがおすすめ。コンパウンドカスも残さずキッチリ拭き取ることができる。 ◆さほど苦労することなく、すっかりとキズが目立たなくなった。
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