女性問題めぐり不信任→議会解散の岸和田市長 妻が会見同席 「続けて欲しい」「性加害ないのにあるよう報道」
性的関係をめぐって大阪府内の女性から提訴され、11月に解決金500万円を支払い和解し、岸和田市議会から「説明責任を果たすことは無かった」「混乱を招いた」などとして不信任決議を受けた大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)が24日、議会を解散した。 【写真】えっ!記者会見する永野耕平市長のとなりに妻が! 永野氏は議会に解散を通知した後の会見で「不信任決議に大義がない。不貞行為については家族や妻に対して申し訳ないと思っているが、市議会で扱われるのはおかしなこと。辞職する考えはない」と議会解散の理由について説明した。 会見には、永野氏の妻、紗代さん(38)が途中から同席する前代未聞の展開に。永野氏と紗代さんは「夫婦でずっとこの問題に対応してきたからです」と、夫婦で会見に臨んだ真意を語り、SNSなどで出回っている女性や大阪府議との関係について、一部を否定した。 紗代さんは「とにかく事実を知っていただきたい。事実でないことがたくさん出回っているし、事実をきちんと伝えたくてここに出てきました。(性)加害はないのに、あるように報道されて辛い日々でした」と語った。 永野氏は「夫婦の間ですから、申し訳なかったと説明をした。一緒に暮らしてますし、結婚生活も続けてますけど、許してもらっているとは思っていない」と、夫婦関係の現状を明かした。 2025年2月2日投開票の市議選後、再び不信任決議案が可決され失職した場合「そのタイミングで市長選挙をやるということになる」と、出直し選に臨む考えを示した永野氏。紗代さんは「変わらず、大事な家族の一員です。市長職は続けていって欲しいと思っている」と願った。 (よろず~ニュース・杉田 康人)
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