【加藤ローサさん(39)】の自立を促す子育てとは「“我が道のみ”を突き進む松井家男子3人。」|STORY
兄はもの静かなインドア系
ちっちゃい時の長男はじっとしていられない子で、一歩外に出るとターっと走っていっちゃう。「利発的な子どもだね」とよく言われていましたが、ほんと?と私は思っていました。でもあれは本当に好奇心だったのだと成長した彼をみて思います。いま中学1年生の長男はお勉強もちゃんとする方で、アニメや漫画が大好きなちょっとオタク気質な子に育ちました。映画好きで小さい頃からたくさんの映画を観て。顔も性格もどちらかというと私に似ています。頼り甲斐があって、もしかしたらパパよりも大人なのかも。この前も、「お父さん、それ今言っていることおかしくない?」と追及して、返す言葉のない夫…。「なんだよー、やんのかー?」と凄まれても「やりません!」と一蹴(笑)。ちょうど今日長男の誕生日で、朝、「こんなに大きくなってかわいい、かわいい!愛しているよ」って伝えたら長男が無言で返すので、「うん、ありがとう。もっと好きだよ」って私。「俺なにも言ってないけど」っていうので、「感じた」って。ちっちゃい時は捻くれてたけれど、今の長男は素直で甘えん坊。まあ次男がストレートに感情をぶつけるタイプで、今までは遠慮していたのかもしれません。思春期に入って、スーッとわだかまりが取れたのか…こんなふうに甘えてくれるのも最後かな?と、この時間を大切にしています。
パパ似の次男は、ザ・子どもらしい子ども
次男は本当に遊びの天才。顔も性格もパパそっくりで、誰とでもすぐ仲良くなって、大人の人にも可愛がられるコミュ力最強男です。素直ですし、感情表現も豊かで誰からも好かれる面白い子ですね!小さい頃からサッカーが大好きなのですが、上手くなってサッカー選手になるというよりは、遊びの延長のような感覚。最近は次男を取り巻くサッカーの世界が、私が理解できる範疇を超えてしまったように感じます。幼稚園からずっと見ていたはずなのに、今の強いチームに移ってから、練習内容やコーチのお話がさっぱりわからない。いま小学5年生の次男、次の段階のジュニアユースのことを考える時期にきています。時折、「パパに言ってもらえばどこかのチームに入れるでしょ?」とお話をいただくのですが、夫とも話しているんです、「コネや色眼鏡じゃなく、本人の実力を見てもらおう」と。12月15日、夫の引退試合で、実は次男がボールボーイで!サッカー選手としてもパパに憧れている彼はウキウキしてました。