預かりボランティアに迎えられた心臓病の子猫 一家に囲まれ穏やかな日々 ある朝、大好きなパパさんのベッドの下で…
その日は朝はパパさんの元にオモチャを持って来なかった
2024年7月のある朝。ト音記号くんが朝4時になっても、パパさんの顔のもとにオモチャを持ってきませんでした。「おかしいな」と思う預かりボランティアさんでしたが、部屋中を探してもト音記号くんの姿がありません。 「ト音記号くん!」と声をかけても返事がなく、さらに部屋の隅々を探してみたところ、ト音記号くんはお父さんのベッド下で眠るように息を引き取っていました。
虹の橋の向こうではきょうだいみんなで音楽を奏でてね♪
ずっと付き合い続けなければいけない持病でしたが、数日前の定期検査では特に問題がありませんでした。しかし息を引き取った原因はやはり心臓病だったようです。 団体関係者、団体支援者はト音記号くんの突然の死を前に、悲しみに暮れました。ずっとお世話をしてきた預かりボランティアさん家族は旅立ったト音記号くんを前に、こんなふうに声をかけて見送りました。 「今までお世話させてくれてありがとうね。あと、いつもパパに甘えてくれてありがとうね。虹の橋の向こうでは、きょうだいと再会してみんなで一緒に音楽を奏でてね。ヘ音記号ちゃんも、こっちの世界でみんなのかわいい演奏に参加するからね」 (まいどなニュース特約・松田 義人)
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