3大コンサルティング企業「MBB」で働くということ…採用確率とその特徴をまとめた(海外)
ベイン・アンド・カンパニー
ベインは1973年に設立され、ボストンに本社を構えており、現在ワールドワイド・マネージングパートナー兼CEOのクリストフ・デ・ヴッサー(Christophe De Vusser)が率いている。ビッグ3の中では小規模で、約1万9000人の社員を擁し、世界65都市にオフィスを展開している。 2023年の収益は60億ドル(約9000億円)に達したとフィナンシャルタイムズが報じている。 Management Consultedのデータによると、2023年のアメリカでのベインの新卒採用者の平均基本給は、学部卒で9万ドル(約1350万円)、MBA取得者で16万5000ドル(約2480万円)だった。 過酷な労働時間をこなし、高いパフォーマンスを達成することが期待されているものの、ベインは協力的な企業カルチャーで知られている。 同社のコンサルタントだったデイビス・グエン(Davis Nguyen)は、以前Business Insiderにこう語っていた。 「『ベイニーは仲間のベイニーを決して失敗させない』というモットーがある。入社まもないアソシエイトコンサルタントからシニアパートナーまで、全員で協力しあう。それこそがベインのカルチャーを特徴づけるものだと思う。つまりみんなで協力して目標を達成し、みんなで良くなっていくということだ」 またベインは、Management Consultedによるとトップ企業の中で最も「仲間意識が強い(frattiest)」と見られており、「よく働き、よく遊ぶ」というカルチャーでも知られている。
Kelsey Vlamis,Lakshmi Varanasi,Tim Paradis