小麦の風味と野菜の天ぷらに感嘆 平日から満員の『本手打うどん庄司』へ 「うどん共和国」埼玉県
できあがりを見て、想像を超えるビジュアルに思わず感嘆しました。揚げたての野菜の天ぷらと「鬼おろし」でうどんが完全に覆われ、それがなんとも美しいのです。「和の美」とでも言うのでしょうか。色鮮やかな細切りの人参が、見た目もそのままに揚げられています。 さつまいも、ナス、ピーマンなど、どの野菜も甘く美味い。野菜にもこだわりあり! と感じました。そして「鬼おろし」の食べ応えと食感。下に隠れているうどんの存在が気になりつつも、まずはつゆに浸されていない状態で天ぷらを味わいました。 そしていよいようどんを食します。想像以上のコシです! 少しずつ口の中に入れて噛み砕きながら食べ進めます。なかなか減りません。これは大盛以上は完食できる自信がありません。 しかしこの小麦の味、甘さ、香り、たまりません。後日公式HPを見ると、あめ色(小麦色)のうどんは香りが高く、全粒粉(小麦をまるごと粉末状に挽いたもの)にはビタミンEが多く含まれているそうです。 天ぷらとの相性も抜群で、最後まで飽きることなく美味しくいただけました。
そして忘れてはいけないのが「旬の天ぷら」です。具材は「ねぎ坊主」でした。いわゆる「ねぎの花」だそうです。ほんの少し苦味があって、とても美味しかったです。 この1杯で、ほかのメニューも美味しいことが想像できます。5月以降に今度こそ「すったて」を食べにきたいと思います。また、11月~3月は「呉汁(ごじる)」(みそ煮込みうどんの上にすりつぶした大豆を乗せた冬限定の煮込みうどん)を食べることができます。 お腹いっぱい大満足で店を出ました。バイクで巡る「うどん共和国」の旅は、まだまだネタがいっぱいありそうです。
バイクのニュース編集部